玄界灘の荒潮で作った、またいちの自然海塩 工房とったん
糸島半島の先端
立石山の向こう側、玄界灘の荒波がもろにかぶる半島の先端に、またいちの塩の製塩所があります。
芥屋方面からだと、立石山の峠越えをすると近いです。
また、牡蠣小屋で有名な希志漁港を抜けて海岸沿いのコースでも、またいちの塩の製塩所にゆくことができます。
またいちの塩の製塩所に行くには、途中から一本道になります。
Uターンもできそうにない、車1台がやっと通れる道を進むと、開けた場所に出ます。
ここが、またいちの塩、製塩所です。
なかなか味のある建物の中には製塩所のほか、売店やカフェにもなっていて、軽食も食べることができます。
かつサンド 600円
フッシュ&チップス 600円
オーガニックコーヒー 300円
南高梅スカッシュ 300円
トマトスカッシュ 400円
ハートランド 400円
などがあります。
お店の建物の奥を進むと、行き止まりのところに、なにやら巨大な建造物が・・・
これが、海水の濃縮装置
汲み上げた海水を、上の方から吊るされている笹にポンプで注ぐと、上からポタポタとしずくとなって垂れてきます。
そうすることによって水分が蒸発して、濃い海水となってゆくのです。
そうして濃くなった海水は、建物の中に流れて次の工程へと進みます。
そして、流れてきた海水を貯めて、茹で上げ製塩にする釜がこれ。
かなり年季が入っています。
こうやってグツグツ煮られて、水分が蒸発すると、結晶となって、
それが、またいちの塩となるのです。
夏場は、かなり暑いです(汗)
またいちの塩の売店では、塩を原料とした塩麹などの製品も販売されています。
またいチップ 840円
花塩プリン 350円
ごま塩プリン 380円
生チョコナッツ塩プリン 450円(冬季限定)
マタイチップは、ポテトチップス。
またいちの塩の最高級の塩が試験菅みたいな入れ物に入っていて、それを降りかけて食べるのだ。
なんだか贅沢なポテトチップスなのです。
外の広場には、手作り感満載のベンチやオブジェが並んでいるので、製塩所の見学だけでなく、ここで海を見ながら、ボーッとゆっくり過ごすのもいいでしょう。
夏休みの、お子さんの社会見学としても良いかもですよ。
なお、またいちの塩ではトイレは利用できませんが、ここに来る途中の綿積神社前の公園に、公衆トイレがあるのでご利用下さい。
糸島市志摩芥屋3757
tel 092-330-8732
営業時間 10時-17時
休日 悪天候の日はお休み
駐車場 あり
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